あまちゃん あらすじ ネタバレ感想22週(128話)前髪クネ男☆TOSHIYA(勝地涼)【後半】

あまちゃん あらすじ ネタバレ感想22週(128話)前髪クネ男☆TOSHIYA(勝地涼)【後半】
「おらのママの潮騒のメモリー」

 
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鈴鹿ひろ美（薬師丸ひろ子）が、巻き寿司と卵焼きの差し入れを持ってやって来る。
種市浩一（福士蒼汰）も一緒に来ているのを見て、天野アキ（能年玲奈）が驚く。
「じぇじぇ！」
「ごめんね、今日は見学だから。」
「俺の事は気にするな。」
「いや、気にするよ。来ちゃ駄目だろ。」
水口琢磨（松田龍平）が注意するが、種市先輩はTOSHIYAを見つけるとその方向へ行こうとしてしまう。

種市先輩は太巻を切りながらも、撮影シーンのモニターから目が離せなかった。
ラブシーン寸前で、種市先輩は飛び出して来てしまった。
「天野！」
「どうしたの？」
「あ…お寿司切りました。」
種市先輩がそう言うと、隣にいた水口が、バツの悪い顔をしながら頭を下げた。
複雑な心境のアキは、種市先輩に帰ってと言ってしまう。
その様子を見ていた水口と鈴鹿ひろ美も、帰るようにいいつけた。
種市先輩は、肩を落としてトボトボ出て行った。

《あ～あ、こんな事なら、もったいつけるんじゃなかった。チャンスはなんぼでもあったのに。天野アキ19歳、デビュー作で早くも壁にぶつかっていました。》
アキは、歯を磨きながら後悔していた。
スナック梨明日に電話をかけると、足立ユイ（橋本愛）が受話器を取った。
「助けてけろ！代わってけろ！」
ユイは、今野弥生（渡辺えり）に受話器を渡してしまう。
「好きでもねえ、今日初めて会った人と、キ キ…キスしなくちゃなんねえんだ。できねえべ！なんぼイケメンでもできるか！？」
「折り返し電話しま～す。今は隣さ旦那がいるがらやんだ～。ﾌﾌﾌｯ。」
弥生が照れながら、今野あつし（菅原大吉）を突き飛ばした。

笑いながらユイは、アキに話を聞き直した。
「ごめんごめん。『電話代わってけろ』って意味じゃないよね。ちょっとボケてみた。ﾌﾌｯ。…で何？」
「だがら、好きでもねえ人と…。」
「好きでもない人とキスしたくないって事は、好きな人がいるって事か。そういう事だよね、違うの？」
カウンターにいた小田勉（塩見三省）が、思わず琥珀を落としてしまう。
「実はおら、つ つ 付き合ってる人が…。」
「種市先輩でしょ。」
「じぇじぇ！知ってたのか！？」
「何となくね。ﾌﾌﾌｯ。やっと話してくれたね。」
「…てゆうか、そんな事でいちいち泣きながら電話してこないでよ！…なんてね。終わったら優しくしてもらいなよ。じゃあね。」
「ごめん…。うん。ユイちゃんありがとう。」

アキが溜息をついていると、立ち聞きしていた鈴鹿ひろ美が現れる。
鈴鹿ひろ美も、ファーストキスは『潮騒のメモリー』での現場だった。
嫌で仕方がなかったけど、当時マネージャーだった太巻が説得してくれたのだ。
それで鈴鹿ひろ美は、正直に生きるのをやめたという。
嘘の世界で誰かを好きになったり、誰かの母親になったり。
台本に書いてあるとおりに生きる事にした。
自分にとって嘘か本当かなんて、どっちでもいい、見てくれるお客さんが、本当だと思ってくれたら…。

撮影現場に戻って来ると、TOSHIYA(勝地涼)が荒巻太一（古田新太）と話し込んでいた。
ZOO STREET BOYSは、女子中高生の純粋なファンが多いから、キスシーンはNGだと抗議しててるのだ。
水口が、アキと鈴鹿ひろ美に状況を説明する。
「キスシーンやりたくないとか前髪野郎が言いだした。女だろ？どうせ。嫉妬深い女と付き合ってると男でもキスNGとか言いだすんだよ。」

水口は仕事終わりに、無頼鮨でお寿司を食べていた。
そしてラブシーンの撮影話を、大将の梅頭に報告していた。
「えっ！じゃあ、してないの！？」
「はい。カメラの角度とかで、なんとか誤魔化して撮りました。」
その話を種市先輩も聞いていた。
種市先輩がビール瓶を片付けに外へ出ると、アキが待っていた。
「先輩。」
「おう、お疲れ。」
「卵焼き、うめがったです。」
「そうか。」
するとアキが、背伸びして種市先輩にキスをした。
《2010年 秋。現時点で一番好きな男性に、無事ファーストキスを届けることが出来ました。》

アキのファーストキスが、前髪クネ男にならなくて良かった～！
前髪クネ男ことTOSHIYA役の勝地涼さんって、最近熱愛報道されてましたね。
高岡早紀さんとの噂は本当でしょうか？ 気になる俳優さんです。