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あまちゃん あらすじ ネタバレ感想24週(141話)種市先輩☆ユイとの再会【前半】

あまちゃん あらすじ ネタバレ感想24週(141話)種市先輩☆ユイとの再会【前半】
「おら、やっぱりこの海が好きだ!」

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大将の梅頭(ピエール瀧)は、種市浩一(福士蒼汰)が付けていたミサンガを気に入った。
「あっ、要ります?」
「くれんの?」
種市先輩は、梅頭の手首にミサンガを付けてあげた。
磯野心平(皆川猿時)から送るよう頼まれていた、網で作った復興祈願のミサンガ2を、アキがまとめて送っていたのだ。
「ありがとう。」
「500円です。」
「え?」
義援金と書かれた紙が貼られた貯金箱を、手に取って見せた。
それを見て納得した梅頭は、レジから500円を取り出して募金する。
種市先輩は、笑顔で感謝した。

 

無頼鮨に、鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)と水口琢磨(松田龍平)が来店する。
早速、鈴鹿ひろ美は、復興祈願のミサンガを手首に付けてもらう。
義援金の募金をもらった種市先輩は、感謝して席を離れた。
水口は、鈴鹿ひろ美とセリフ合わせを始めようと声をかける。
それを聞いて鈴鹿ひろ美が、個室の幕を下ろした。
《7月に入り、我がスリーJプロダクションの看板女優、鈴鹿ひろ美も本格的に仕事を再開しました。》

 

鈴鹿ひろ美の主演ドラマ『おなご先生、絶賛奮闘中』の台本を取り出し、ふたりはセリフ合わせを始めた。
「先生、3年間どうもありがとう。」
「みんなも卒業おめでとう。この学びやは今年で無くなっちゃうけど、思い出は消えないからね。」
鈴鹿ひろ美は、水口の顔をチラッと見る。
「それから、先生ずっと言いだせなかった事があるんです。」
「えっ?」
「そろそろ、身を固めようと思います。」
「あれ?」
どのシーンを読みあげているのか分からなくなった水口は、ページをペラペラとめくった。
水口の顔色を窺いながら、話しを続けた。
「来月結婚を発表する事にしましたので、記者会見のセッティングをしてください。」
「あれ?何ページですか?」

 

 

北三陸駅舎で天野アキ(能年玲奈)は、水口と電話していた。
水口が、鈴鹿ひろ美が結婚することを報告する。
「じぇじぇじぇじぇじぇ!」
「じぇ5つか、妥当な数だと思う。春子さんも相当驚いてるし、マスターショックで寝込んじゃうし。今俺が店番してる。」
そう言って水口は、甲斐さん(松尾スズキ)のおでこに冷やしたタオルをのせた。
たった今、純喫茶アイドルで天野春子(小泉今日子)は、鈴鹿ひろ美と結婚の件で話しているのだ。
「でも確か、鈴鹿さんって太巻さんと…。」
「付き合ってたっていうか、別れてなかったみたい。始まったから切るね。」

 

荒巻太一(古田新太)と鈴鹿ひろ美は、内縁で役所に届けに出してなかったという。
いつから付き合っているのか、事実を話すように春子が質問した。
太巻が、鈴鹿ひろ美との馴れ初めを話し始める。
「彼女とは事務所を立ち上げた時、つまり君が僕に愛想を尽かして田舎に帰ると言った日。」
黒川正宗(尾美としのり)が驚いて、春子の顔を見た。
平成元年。携帯電話がバカでかかった頃。
「僕が引き止めた時だ…。」

 

これまでも何度か、結婚について話す機会はあったという。
鈴鹿ひろ美は、式を挙げて、ブーケもトスして、新婚旅行にも行きたいと思っていた。
結婚について、太巻が詳しく語り始めた。
「やるからには大きくスポーツ新聞の一面も飾りたいし、式も生中継したいし、司会は徳光さんに面白くやって頂きたいし、ブーケもKABA.ちゃんに面白くキャッチして頂きたいし、ハワイもね行くなら改変的に特番絡めてと…。」
「根っからのプロデューサーなの…。」
このままズルズル引き延ばしても駄目だと思って、10年ほど前に会場を押さえたという。
しかし、その日たまたま他局で、アントニオ猪木が、上空3000mからスカイダイビングするということで話が流れてしまった。
よりにもよって、アントニオ猪木の晴れの舞台にかぶってしまったのだ。

 

「それがとうしてこのタイミングで?」
「やはり震災の影響ですよね。」
「何でもかんでも…。」
それを聞いて春子が、イライラとしてしまう。
あのような未曽有の災害を経て、当たり前に昨日と同じ明日が来る訳じゃないと考えたのだ。
被災地を回って、できる限りの事をして、ふと我に返って残りの人生を想像した時に、そばにいてほしいと思った。
お互い自然に、そう思えたという。


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