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あまちゃん あらすじ ネタバレ感想最終週(151話)水口☆琥珀の魅力を語る【後半】

あまちゃん あらすじ ネタバレ感想最終週(151話)水口☆琥珀の魅力を語る【後半】
「おらたち、熱いよね!」

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足立ユイ(橋本愛)は、北三陸駅舎のトイレに閉じこもっていた。
GMTや鈴鹿ひろ美、太巻さんまで何で急にこんなに来るのかと混乱しているのだ。
こんな田舎の過疎地に、今まで誰も見向きもしなかったのに。
何で急に来るのか?地震があったから?
そう自問自答していると、水口琢磨(松田龍平)がユイに話かけた。
「ユイちゃんがいるからだよ。みんな君に会いたいんだよ。潮騒のメモリーズの可愛い方に。」
そばにいた天野アキ(能年玲奈)も頷いた。
「なまってる方も頷いてるよ。」
アキは、ユイが去年言っていたとおりになったと話しかけた。
『東京なんか行かない!私に会いたければ、みんな北三陸に来ればいいんだもん。』
せっかく会いに来たんだから、出ておいでと説得する。
すると荒巻太一(古田新太)が来て、声をかけた。
「ユイちゃん?太巻です。どうしてトイレに籠もっているのかな?おなかが痛いのかな?キリキリ痛いのかな?それともしくしく痛い…。」
「痛くないです。」
「あっそう。改めまして、太巻です。」
「私東京には行きません。ここでやっていきます。アキちゃんと水口さんと一緒に潮騒のメモリーズで。」
「え?でも君、もう二十歳だろ。いつまでもご当地アイドルじゃ先見えないし。東京に出るには今がラストチャンスじゃないかな。」
「東京も北三陸も、私に言わせれば日本なんで。お構いねぐ。もうね、ずっとやっていきます!私達おばあちゃんになっても。ずっと潮騒のメモリーズです!」
「それは…格好いいね!」

 

店の中から『潮騒のメモリーズ』の曲が聞こえてくる。
アキは見逃さず走って店に戻り、鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)からマイクを奪った。
「駄目だって!油断も隙もねえな。」
「…すいません。」
太巻は鈴鹿ひろ美に、人前で下手な歌、歌って恥かいて殻破れるなら、それでいいんじゃないかと思っていた。
それだけでも大躍進だという。

 

 

琥珀の魅力に、水口は気付いていた。
琥珀は、8500万年前の樹液が固まって出来ている。
水口が掘り当てた琥珀には、アリが入っていた。
8500万年前のアリがこの中にいるのだ。
この琥珀を、太巻に見せて語り始めた。
「これ見てると、真ん中のアリかユイちゃんで、その周りを固める樹液が田舎の地元意識なんじゃないかって。アキちゃんみたいに日の目を見ることはなかったけど、地元意識に守られてユイちゃんの魅力は、永遠に色あせないっていう…。」
「水口…。ごめ~ん、全然分かんない。」
「…でしょうね。俺も自分で言ってて、違うなって思いました。海女カフェ行きましょう。」

 

水口と太巻は、海女カフェへやって来る。
鈴鹿ひろ美も一緒に来ていた。
磯野心平(皆川猿時)が、太巻たちに気付いてショックを受ける。
「うわ~!ちょっと!芸能人来るなら言ってよ!恥ずかしい!こんなポロシャツで…。もっといいポロシャツ持ってるのに~!」
いっそんをスルーして、太巻は海女カフェの内装を確認していた。
「これはプロには到底真似できない。雑なのに愛がある。僕が上野で劇場造る時に目指したのがこれだ。」
「えっ、こんな掘っ立て小屋が?」
「これでいい。これがいい。お金かけたらちゃんとしちゃう。この絶妙なバランスが崩れちゃう。」
ステージに上がった太巻は、踊り始めた。
ポーズを決めるのを見て、鈴鹿ひろ美が笑った。
「プロでもない、素人でもない、アマチュアのなせる業。まさにアマカフェだ。」
《後日、海女カフェには最新の音響設備が導入され、関係者各位にはこのようなFAXが届きました。》
『結婚披露宴のお知らせ 荒巻太一&鈴鹿ひろ美 6月30日(土) 海女カフェ(北三陸市)』