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あまちゃん あらすじ ネタバレ感想24週(141話)種市先輩☆ユイとの再会【後半】

あまちゃん あらすじ ネタバレ感想24週(141話)種市先輩☆ユイとの再会【後半】
「おら、やっぱりこの海が好きだ!」

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話を聞いて、黒川正宗(尾美としのり)がふたりに話しかけた。
「震災婚ですね。流行ってるみたいですよ、今。震災婚とか絆婚とかいうんですって。」
「何か、やだな。」
「え!?」
発言に驚いた鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)が、荒巻太一(古田新太)を凝視した。
「いや、しますよ。震災婚上等。こうなったら派手にとはいきませんけども、男としてけじめをつけます。」
「どうかしら?社長。」
「どうって、私に聞かれても…。」
戸惑っている天野春子(小泉今日子)に代わって、正宗が答えた。
「僕は、素敵だと思います。きっかけは、何でもいいんです。ずっとそばにいて、見守ってきた一番の理解者と20年越しに結ばれるなんて素敵だと思います。」
正宗の話を聞いていた水口琢磨(松田龍平)が、甲斐さん(松尾スズキ)に話しかけた。
「あれ、自分を重ね合わせてますよね。」

 

胸が一杯になってしまった正宗は、泣きながら2人を祝福した。
「女優としてアイドルとしてのイメージを優先し独身を貫き、そんな鈴鹿さんを太巻さんは陰ながらサポートして…。ホント長い間、御苦労様でした!」
遠くから静観していた水口と、甲斐さんが話をする。
「あ~、泣いちゃった。」
「一番関係ないのにね。」
涙をおしぼりで拭っている正宗を尻目に、春子が話をする。
「私は、よく分からない。鈴鹿さんのせいで、私は歌手の道を諦めて、結婚して家庭に入ったんですから。」
「それは…。」
太巻が話そうとするが、春子がさえぎって話を続けた。
「それは事実なんです。もう気にしてませんけど。だから鈴鹿さんが捨てた方の人生を、代わりに歩んできたような。妻として母として、家族がいた事で保っていたんだな、私はって。今改めてそう感じてびっくりしてます。結婚とか、おめでたいって一度も思った事ないけど。でも今おめでとうって、言いそうな自分にびっくりしてます。」

 

 

「私が歌が下手じゃなかったら?」
「いやいや…そうじゃない。むしろ音痴だったから、彼と知り会えてアキが生まれたんです!音痴様々です!」
「フフフッ そうよね。」
話を聞いて鈴鹿ひろ美は笑ったが、太巻の腕の肉を強くつねっていた。
更につねられてしまう太巻は、笑顔で耐えていた。
「私が女優一筋でやってる間に、アイドルから母親になり、スナックのママを経て、今や社長だもの。あなたの方が目まぐるしいわよね。」
「そうですよね。おめでとうございます。」
笑顔で春子は、2人を祝福した。
ついに我慢出来なくなった鈴鹿ひろ美は、立ち上がって不満をぶちまけた。
「ひどい!『音痴様々』って…あんまりよ。」
「ごめんなさい。」
すぐさま謝られると、鈴鹿ひろ美は太巻の顔を見てから春子を許した。
「ウフフッ いいの。」
《音痴発言の是非はともかく、2人の結婚は明るいニュースとして、それなりに世間を騒がせました。》

 

《そして8月に入ったある日。》
天野アキ(能年玲奈)は、沿岸部で安部ちゃんの車を見つけた。
慌てて自転車を走らせ、漁協組合の仮事務所へ向かう。
「ねえねえ、安部ちゃんの車あったよ!」
「アキちゃん、ただいま。」
既に安部小百合(片桐はいり)がいて、笑顔でアキに話しかけた。
3年頑張って、当初の目標も達成できたし戻ってきたという。
そばとうどんも含めて、まめぶ汁100万食売り切ったのだ。
「安部小百合、晴れてまめぶ大使卒業です。」
そう言って安部ちゃんは、みんなに敬礼をした。
「お疲れさま!よく頑張ったな、安部ちゃん!」

 

「見たかったな…。アキちゃんが作った海女カフェ。」
安部ちゃんは、海女カフェが流されてしまったことを悲しんだ。
3年前はまだ出来ていなかったので、一度も見たことがなかったのだ。
「見れるべ。おらがもう一回、海女カフェ作る!そこで安部ちゃんにまめぶ作ってもらう。花巻さんと2人でお代わり自由のまめぶバーやってもらう。こき使ってやる!」
「頼もしいこと!」
立ち上がって宣言したアキを、みんなが笑った。
《アキは、決意を新たにしました。安部ちゃんやユイちゃん夏ばっぱ、町のみんなが笑顔になれるように、ここにもう一度海女カフェを作るんだ。そのためには客を呼ばなくては。すっかりウニが減ってしまった、袖が浜の海をどうにかして元に戻さなくては。》

 

《お盆を待たずに、北三陸を訪れた者がもう一人しました。》
帰郷してきた種市浩一(福士蒼汰)が、北三陸駅舎に着いた。
そこに荷物を抱えて出てきた、足立ユイ(橋本愛)と再会する。
「ユイ…。ただいま。」
「おかえり。」