ごちそうさん あらすじ ネタバレ感想1週(2話)開明軒☆たいめいけんがモデル？【後半】

ごちそうさん あらすじ ネタバレ感想1週(2話)開明軒☆たいめいけんがモデル？【後半】
「いちご一会」

 
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学校を終えると、外で祖母・卯野トラ(吉行和子)が待っていた。
トラはお詫びをするために、イチゴの事を聞きに行こうとしていたのだ。
しかし、和尚もイチゴの事は知らなかった。
「ケチなこと言わないで、教えておくれよ。腐れガキの和ちゃん。」
「その呼び方をするな。」
この間話した、柿を盗み食いして腸チフスになったのは和尚だったのだ。
腐った柿を食った、性根の腐ったガキってことだという。
「余計な事を言うな、丸呑みのトラ。そりゃもう、意地汚くてな。」
みかん、饅頭、握り飯なんでも一口で食べてしまうからだった。
「口ん中が、みかんの汁で一杯になるのが、たまんなくってね。」
「うんうん。」
卯野め以子(豊嶋花)は、それを想像して笑顔になった。
結局、和尚はイチゴについて本当に知らなかった。

家に着くと、社長さんが食事をしていた。
そこに、豆奴という芸子がやって来る。
「すみません！すっかりお待たせしちゃって。」
「いやいいの、いいの。」
め以子は、芸子の巾着袋に付いていたブローチに気付いた。
そのブローチは、キラキラした石が付いたイチゴだった。
「こ…これ！これ何ですか？」
「ストロベリーっていうんだよ。日本ではイチゴだね。」
「イチゴ！？イチゴ。イチゴ。イチゴ～！」
目をキラキラさせて、め以子は喜んだ。
社長さんは、め以子に優しく説明した。
「イチゴはなかなか栽培が難しいようだから、我々が気軽に食べられるのは、もう少し先になるかもしれないね。」

別の日、社長さんがめ以子のためにイチゴジャムを用意してくれた。
「生のイチゴはあげられないけど、ジャムならね。」
め以子は、驚きつつイチゴジャムをあけようとする。
それに気付いた、母・卯野イク(財前直見)が注意をした。
「め以子、まずは『ありがとう』でしょ？」
「あ…ありがとうございます！」
め以子は、元気よく社長さんにお礼を言った。
そして再び、蓋をあけようとするが開かなかった。
「あれ？あれ？」
「口、少しあぶってもらうといいよ。」

父・卯野大五(原田泰造)は、新聞の記事を読んでいた。
呼びかけても返事はなかった。
その記事は『覆面記者[味一番]のあまから探訪記』というコラムで開明軒を書かれたものだった。
記事を読み終えると、新聞を強く握りしめていた。
「お父ちゃん、これ。おとう…。お父ちゃん？」

少し変わった客は、覆面記者だったんですね。
開明軒が新聞に書かれてしまいました。
書かれた内容は、喜ばしいものではありませんでしたね。
開明軒といえば、たいめいけんという実在する店があるみたいです。
東京の日本橋にある、老舗の洋食屋。
オムライスが看板メニューの人気店。
この『たいめいけん』が開明軒がモデルなのかもしれませんね。